桜も開花し、日差しがまぶしく気持ちの良い季節となりましたね!
日照時間も増え、気温も上昇してきますが、
「春なのに冷える!」「どうして温かくなったのに冷えるんでしょう」、とお悩みも多いです。
春は朝夕と昼間でも寒暖の差が激しく、〈花冷え〉という言葉がある通り、時に冬に逆戻りしたような日もしばしばあり、温度調整が難しい季節です。
日照時間が長くなり、身体を動かすと汗ばみますが、地表はとても冷えていて、上半身と下半身のお温度差もあり冷えを感じます。また風も強く、汗ばんだ身体に冷たい空気に触れることで、風邪をひくことも。
こうした天候や気温の激しい変化は、自律神経系のバランスを乱しやすく、冷え症をまねく原因にもなるのです。
自律神経系とは、内臓などの運動や血液の循環、呼吸、体温調節といった体の調子を自動的にコントロールしている神経系で、交感神経系と副交感神経系の2つに分けられます。

交感神経系は、体を活動モードにする神経。主に、生きるためエネルギーを使って活動する機能を司っています。一方、副交感神経系は体を休息モードにする神経。将来的な活動のために、エネルギーを節約したり蓄えたりする機能を司っています。
一方が活発になればもう一方は抑えられるという、シーソーのような関係となっています。これが「自律神経のバランス」です。このバランスは、光や気温、ストレスといったさまざまな刺激に合わせて、常に変化しています。
/////自律神経系のバランスを整えるには/////
◆朝起きたらカーテンを全開にして、日光を浴びる習慣をつける
◇歩幅を大きく取って歩いたり、駅のエスカレーターをやめて階段を使ったりする軽い運動
◆「あ、今ストレスを感じているな」と気づいたら、大きく深呼吸して溜め込まない
◇長時間のスマホやテレビを見るのはやめて、質のよい睡眠を十分に
◆38~40度で10~15分は湯船に浸かり、就寝前1.5~2時間前には済ませる
リモートワークの多いこの時期、規則正しい生活習慣を心がけ、免疫力もUPしてまいりましょう!